2002年04月17日
トーノZEROアニメ感想キン肉マンII世 total 4778 count

痛みを感じない完璧な超人も、心に愛がなければ真のスーパーヒーローにはなれない

Written By: トーノZERO連絡先

 チェックメイトと万太郎の戦いが、チェックメイト勝利で終わろうとしたとき、サンシャインは涙を流します。しかし、涙のようなネガティブな感情は不要とサンシャインに叩き込まれたチェックメイトはそれを裏切りと感じます。

 そして、サンシャインとチェックメイトの師弟関係は完全に崩れ去ります。

 キン肉マンは強かったと主張するサンシャインと、それを信じないチェックメイト。その間で、万太郎は、火事場のクソ力に目覚めようとします。

 万太郎がテーブルの破片で首を切られそうなるとき、サンシャインがチェックメイトを攻撃して万太郎を救います。そして、助かった万太郎がチェックメイトにやられたサンシャインを助け起こします。

 そして、万太郎は言うのです。

 「心に愛がなければ真のスーパーヒーローにはなれない」

 それは、旧キン肉マンの主題歌の歌詞でもあり、もしかしたらこの作品のテーマでもあり、そして、このキン肉マンII世のこの場面にこそ最高にふさわしいひと言だったと言えるでしょう。まさに、このひと言のために、今回の30分はあったと言っても過言ではありません。

 いやまったく。キン肉マンII世に笑いは期待しましたが、本気で感動の涙を流すことになろうとは。

 と~のは、キン肉マンII世を応援しています。


ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。